お盆休みが始まり、しかも連日の雨模様のため参加者はいつもより少なく14名。集合時刻は9:00ですが8:30にはもう駐車場の草刈りが始まっています。もちろん続々と集まってくる会員の車が停めやすいようにであり、ありがたいことです。
本日の作業は一面に伸びた雑草刈りです。余裕があればアジサイの剪定、水仙球根の植え付けが提案されましたが、実際には猛暑で休み休みの作業。アジサイと水仙は次回送りとなりました。傘亭に置いてあるクーラーボックスの中には冷えた飲料水が入っています。毎回のことですがFさんSさんの気遣いです。熱中症になりそうな時の冷たい一杯は生き返ります。
青い空には白い積雲が流れ、林の中からはセミの声がうるさいほど聞こえてきます。黒いチョウはモンキアゲハとカラスアゲハ。ツーツーと飛ぶのはコミスジ。黄色はキチョウです。本日はシオカラトンボが多かったです。草むらからはキリギリスの特徴ある鳴き声も聞こえてきました。
H会員がクヌギ林で、カブト虫のオスメス、コクワガタを見つけて披露していました。このような特技は昔、昆虫少年であった経験が生きているのでしょう。
キツネノカミソリの茎が伸びていました。来月には赤い花が咲くでしょう。刈られないように印を立てて保護しました。
クヌギ・コナラ林を伐採してひこばえを育て、伐採した幹をキノコのほだ木や炭にする計画ですが、使わないような枝を華道・茶道の飾り炭にするという方から「一度、里山を見てみたい」という連絡がありました。実現するようならば追って連絡いたします。
朝の打ち合わせの時、千葉里山センターからの連絡として、ある団体で樹木伐採中に死亡事故が起きたとありました。機具の取り扱い、周囲への配慮、作業手順の確認など一層の注意を確認しました。
雑談で、クロスズメバチに襲われ緊急入院した会員の苦労話が出ました。点滴だけで済んだようですが、アナフィラキシーだと命の危険があります。会としてはハチ駆除用の防護服を購入してあります。
また簡易器具としてポイズンリムーバーが救急箱にあります。使わないに越したことはありませんが。
昼食はソーメンとおにぎりだったのですが、先月「流しソーメンが食べたいね」「ちょっと無理だよ」なんて話がありました。それでHさんが気を利かして竹を切り出して準備を進めていたのに、「今日は流しじゃないよ」という事でストップがかかりちょっと気の毒でした。何事も連絡をとりあう必要を感じました。
それはともかくベテラン主婦4人組がセットした昼食はまるでお祭り騒ぎのような豪華さでした。ソーメンには冷シャブと野菜のかき揚げがつき、海苔おにぎりは鮭・昆布・梅干の3種類。ニンジンサラダときゅうりの漬物(Aさんの差し入れ)、梨のコンポート(Kさん)。腹いっぱい食べて余りはお土産付きの人もいました。
女性会員はおさんどんのために会員になったのではありませんから、昼食に関して男性会員の出番をどう増やすか、ご協力お願いいたします。
なお、KTさんは毎回のように片付けに参加しています。言われてするのではない点が奥ゆかしいですね。