
画像は朝のミーテイング前の集合風景。
前日は春の大嵐。先週も大嵐で1週間延期した今日の活動日なのでやや気をもみましたが、当日は嘘のように晴れ、気温も上がって春も間近と顔が自然にほころびます。里山の白梅は満開で見事なものです。昨年、Wさんが選定した甲斐がありました。椿の花も満開です。田んぼの水たまりにはニホンアカガエルの卵塊があちらこちらにあります。
週遅れの臨時活動日にも関わらず25名前後の会員が集まり、里山と竹林の二手に分かれて作業です。地域情報紙『シティライフ』に桑田里山が大きく掲載された話と、竹林シンポジウムの案内がありました。
里山の作業は強風で倒れた木や枝、伐採したまま残された木や枝を何か所かに集めてフィールド全体を整理整頓する美化作業。再利用できない木っ端木材は焼却処分ですが、前日の雨をたっぷり吸って燃えにくいったらありゃしません。チェーンソーを持った会員は勝手に伸びた木を切り倒して、里山の疎林環境を整えます。こうした地道な作業の繰り返しで美しい里山が少しずつ再生していきます。
陽が差し込むようになり、林床には今まで日の目を見なかった植物たちが顔を見せるようになりました。フキもその一つで、女性会員たちは大喜びでフキ摘みに夢中です。伐採したシイ、コナラなどは適当に切断してキノコの原木として利用してきました。そこからシイタケが育っています。これも喜んで収穫。これらは昼食の素材になりました。フキはフキ味噌、シイタケは中華汁の具材。春の里山の恵みいっぱいの昼食です。
今回の昼食はアマちゃんのシェフデビュー。アシストに入ったのはクリちゃん、なっちゃん、宮ちゃん。カレーライスに中華汁がメイン。竹林組も含めて里山センターでみんな一緒です。おかげさまで大変おいしい昼食となりました。隠れた才能の持ち主はいるものですね。毎月シェフが交代するシステムは大変ですが、食べる方としては毎月いつもとは違う食事がとれることは楽しみです。
里山米クラブのお米を使っていますから、ベースとなる白米がおいしいことは言うまでもありません。たとえ「里山味噌ご飯」だけであっても野外の食事はおいしいのですから、ぜひ来月のメインシェフに手を挙げていただきたいと思います。
竹林作業組は先月に引き続き、混み合った竹を根元から切り倒し、「傘をさして通れる」程度に間引きしていきます。そうすることで竹林が活性化してタケノコがボコボコ出て来るようになります。年月を経た古いひねた竹は焼却し、まだ新しい竹は乾燥させたうえで再利用します。今月末にはいすみ市から竹紛製造機を借用して竹紛(竹チップ)を生産することを予定しています。竹チップは会員に優先頒布することになるでしょう。
先だって電線にかぶっていた竹を東電が切り捨てたままになっていた竹も片づけ、あわせて付近の草刈りも行い東側道路際はさっぱりきれいになりました。
里山再生・竹林再生のボランティア活動は滅私奉公の勤労動員ではありません。「無理せず・楽しく・できること」をモットーに、遊びながら自然環境を守り育てるのを目的としており、参加者の気分転換や体力向上、その上里山の恵みまでも手に入り、会員相互の交流も役に立ちます。いろんな人がいるなぁという学びの場でもあります。