
画像はビオトープ補修のために積み上げられた木材。新年早々、地元会員が事前に木材を里山に運び込んでサイズを整え、皮をむいて耐水強度を高めていました。
今年の初活動日は1月8日。強力な沿岸低気圧が近づき、いつ雨が降るかわからぬ中、それでも30余名が集まりました。もうたき火がたかれております。杉材が火の中にあり「何?燃しちゃうの?」ときく人が人がいました。勿論、たき火のためにではなく、焼き杭にするために表面を焦がしているのです。防虫効果と耐腐食効果があります。
会長から「地元の自主保育団体『いすみっこ』が1月元旦の地域情報誌の1面に載った。私たちの活動が地域の役に立ち、地域に知られることはうれしいことです。無理せず楽しく安全に活動しましょう」と新年のあいさつがありました。事務局から丸太の皮剥ぎチーム、焼き棒杭のチーム、南側斜面の雑草刈りチームに分かれて作業するとの指示がありました。
作業しやすいようにビオトープの水を抜かねばなりません。排水ポンプを使って用水路に流します。
そんな作業手順、作業準備は地元の会員が担っています。息を呑んで感心しているだけではなく、誰のアイデア?とほめてあげると地元会員は喜ぶと思います。
もしも朝から雨ならば最初から「餅つき新年会」にする予定でしたが、午前中は降られずに済みました。ビオトープの作業は池の原型を維持し、古く腐った擁壁木材を撤去することから始まります。
ユンボなしの人力作業ですから大変です。次に擁壁を維持する焼き棒杭をカケヤで一つずつ打ち込んでいきます。次に皮剥ぎした丸太を擁壁として積み上げるわけですが、午前中の作業はここまでで、センターから「餅ができたから引き上げろ」との指示が来てしまいました。ビオトープ再生作業は来月にも引き続きとなります。
昼食要員として指名された餅つきグループはノロウィルス対策で、餅つきは中止で餅つき機対応になりました。3升対応の巨大餅つき機で扱い方がわかりません。集まったメンバーはみなシロウトです。3升のもち米を蒸し上げるのですが、どのくらい蒸したらよいのでしょうか。後から気づいたのですがもち米を蒸すセイロにも上下があるのですね。無我夢中で何とか「里山初お餅」を仕上げました。
特筆すべきはほぼ完ぺきに自前の餅だということです。主要なもち米、小豆(あんこ)、大豆(黄な粉)はU氏の畑の産物。荏胡麻はW氏、H氏からの差し入れ。大量で苦労がしのばれます。大根・里芋・ネギ・シイタケはF氏の汗の結晶。Kからはひきわり納豆。その他漬物はTさん、大量なキムチは桜牧場主の田辺さん、そして大量の無農薬レモンはOさんの差し入れです。
ノロが大流行しその対策でリアル餅つきは世間では自粛ムード。里山も自粛しましたが、やっぱり寂しい感じがします。元気に餅つきをすることで活気をわかちあえる気がします。
合計8種類の餅が出ました(写真集参照)。餅つき大会では黄な粉とあんこの2種類が普通ですから、里山メンバーのこだわりがすばらしい。
さて、これも後から気づきたのですが、今回の食事代は0円。ありえませんね。
そのからくりは援助公費を流用しているのではなく、毎月徴収している昼食費、だいたい300円の端数を積み立ててあるので今回は0円。しかも毎回、会員諸氏から過分な差し入れがあります。
今回では海苔やなめ茸は購入しましたが、市販品を購入したのはその程度です。自給自足で頑張ろう、それが口には出さぬけど会員のモットーです。でも無料カンパ・差し入れに甘えるのではなく、実費相当分の謝礼は出したいものです。
里山は冬枯れで一面の枯れ野原。でもよく見れば昨年植えたヒガンバナが葉を伸ばしていますから今年はたくさん咲きそうです。ネコヤナギが暖かそうな芽を膨らませていました。ヤブツバキが花を咲かせ始めました。耳をすませばメジロのあいらしいさえずりも聞こえます。
寒さがどん底まで来れば春は近いということでしょう。