昨日はチラチラと雪が降りましたが、今日は朝から快晴。ただし気温4°、日中でも9°ほどでしたが風がなく、良い活動日和。新しい会員がまた一人紹介されました。
今日の活動は炭焼き釜のフタを設置すること、月末の県の監査に備えて放置されている伐採枝などを整理すること、杉の徐伐を進めることでした。
天井が落ちてしまった炭焼き釜の再建は会員の悲願のようなものでした。ところが再建の方法、費用の調達、炭の販路などを巡ってなかなか意見の一致をみず、その間も様々な試行錯誤が続いていました。
このたび費用の点では、有志の黒米クラブの積立金から融資を受け、本格的な再建ということになりました。
エノさんの並はずれた人脈で品川ファーネスという産業用燃焼・熱処理炉やバーナーなど関連機器の製造・販売をしている燃焼専門会社に相談し、技術指導を受け、設計見取り図までいただいての再建です。
その第一の特徴は普通のドーム型の天井ではなく、天井が取り外し可能な6枚のスチール・コンクリパネルにあります。
このパネルを作るためにセンターの奥の間が工場現場に変身しました。畳をはがし、床板を張り直してパネルの重さに耐えられるようにしました。
スチール板を切断・溶接してパネルを作製し、鉄筋を張り、そこへ耐熱コンクリを流し込むのですが、居酒屋の親父さんが実は溶接のプロだというのも里山の会の層の厚さの強みです。
本日はできあがった6枚のパネルを里山に運び、窯の上部に天井として設置する作業でした。重いパネルをつり下げ移動するためのクレーンとそのレールも現場にすでに設置されておりました。そのクレーンの真下までパネルを運ぶのは人数をあてにした人力作業です。ピラミッド建設の大石運びのように傾斜と太い竹のコロを利用しました。
怪我人も出さず無事作業が終了すると、思わずみな拍手です。
建物で言えば上棟式が終わったことに相当するのでしょうか。まだまだ作業が続きますが、その紹介はまたの機会とします。
つくづく思うのは会員の熱意・創意・問題解決力・計画力・実行力のすごさです。
とても一人では実現不可能なことがチームワークで実現しました。和の力です。
多彩な面々が文句も言わず、ニコニコと積極的に力仕事に精をだしていました。全体のプロデュースは局長、現場監督はI親方、技術監督はHさん、コーディネイターがTさん。あれこれの作業をした人は書ききれません。
そうそう、センターの乱雑な現場を居住できる空間に一人で復旧したのはSさんでした。
昼食は具沢山、肉たっぷりのカレースープ、肉ジャガ、漬け物ご飯。おいしくご馳走になりました。Kさんからバレンタインのチョコが配られ皆ニッコリ。
まだ春は名のみですが、里山の老梅が咲きほころんでいました。田にはタネツケバナの白い花が咲き、山にはアオジの大群が群れ飛んでいました。もうすぐウグイスの初鳴きが聞こえることでしょう。