元気に泳ぎはじめたオタマジャクシ北海道は大規模低気圧で大荒れなのに、こちらは快晴、25℃を越えた夏日です。しかし風は強く花粉は最大規模でしょう。黄砂とpm2.5も危惧され、外出を控えた人が多い中で、それでも20数名が集まりました。
本日の作業は伐採されたままの杉木立をチェーンソーで輪切りにして搬出しやすくすること。周遊路補修のためにステップの土留め用の杭を作ることなどなど。杭は木の枝を鉈を使って鉛筆を削るように先端をとがらせます。その作業の一方、女性陣はフキノトウ探し。放置したままトウが立つよりも、春の野の恵みをおいしいと言って食べてやるのが供養というものだし、里山の楽しみでもあります。
梅の花も満開で、よく探してみるとヤブカンゾウの柔らかそうな若芽が出ていました。これから野草料理の季節だなと予感させられましたが、野草の王者・タラの芽はまだ固いツボミですから旬は来月でしょう。
目の前の田んぼでは孵化したばかりのオタマジャクシが泳ぎ始め、里山ビオトープでもメダカが泳ぎ、一組だけですがトウキョウサンショウウオの卵嚢(ランノウ)が発見されました。これからもっと増えるでしょう。このメダカもサンショウウオも絶滅危惧種ですから大切に保護したい里山の宝です。
晴れてはいても、くしゃみ鼻水目のカユミを訴える会員もおり、作業は午前中で終了し、早めにセンターに集まって昼食です。
昼食は会員が順繰りに担当するということになり、今月はKWさんのキノコカレー。自家製のオカラ入りだそうですが何の違和感もなく、気づかなかった人も多かったようです。
女性陣が集めたフキノトウもさっそく味噌油いためで出てきました。春の味、ちょっとほろ苦さはこの季節ならではの里山の恵みです。
来月はたぶん「タケノコご飯+α」ですから、里山の恵みを頂くために里山ボランティア活動をしているようなものですが、どちらが主目的か副産物か、実はどちらでも良いのでしょう。どちらが主目的かは個人によって違うし、どちらも大切です。今日だって作業の後でフキ味噌を食べられたのは採集に専念してくれた会員がいたればこその話です。
個性がぶつかってつぶし合うのではなく、互いに尊重し合いながら助け合うという「ゆるやかな組織」として運営されており、誰が生徒か先生かの世界ですが、なんとか毎月の活動が展開していきます。
今月末(24・25日)には東京農大の野外グループが「里山のHPを見て」助っ人に30人ほど駆けつけてくれます。その学生さんと一緒に作業する里山メンバーが必要ですが、後日、事務局長から掲示板に連絡があります。「全部自分たちでやると言ってるけれどメザシのバーベキューの準備ぐらいはサービスするか」なんて事務局長は言っていますから、暇だったら顔を出せばメザシにありつけるでしょう。
もう一つ。ご近所の『土楽の里』にSさんが無添加納豆を納品しています。その『土楽の里』のイベントとして春の里山めぐり(?)の舞台としてこの里山が選ばれました。これは30日か31日。日時が確定したら掲示板にアップします。
そうそう、ヤマユリの種、1年生、2年生、3年生が里山に寄付されました。まだモヤシよりもか細くて頼りなげですが、うまく育てばヤマユリの名所になりそうです。その育成栽培作業に食後は当たりました。