
ふるさと祭で売り子を務めた兵庫のHさんから赤穂の牡蠣が届き、昼食は牡蠣のバーベキューだと言うので所用をとりやめて参加した会員もいました。昼食を楽しみにして午前中の里山活動に励みました。
主な作業は二度の台風で荒れた里山の倒木を片付けること、崩れたビオトープの護岸を再建することですが、重機などありませんから大変です。知恵を集め、力を集めると何とかなる所がすごい。倒木はチェーンソーで切り、人手で運べる程度の大きさにして軽トラに載せて集積場まで運びます。ビオトープもなんとか修復されました。
例によって草刈り機での作業もありましたが、特筆すべきは植栽したコナラなど広葉樹の枝打ちをしたことです。ようやくそれだけの大きさに育ったわけで、枝打ちの結果、とても見栄えが良くなりました。樹形が整うだけでなく、枝張りが良くなり樹勢が促されます。
3人の新しい会員が紹介され、新会員は里山一周の自然観察です。すでに冬枯れが始まっており、おまけに台風の後ですから、目ぼしいものはあまりありませんが、ワレモコウ、ツリガネニンジンは心が和みます。ニホンアカガエルとアマガエルがいました。椎の実とクヌギを見つけました。フユイチゴは来月が収穫時期だと思われます。カラスウリは暴風で吹き飛ばされていましたが、小さなスズメウリがありました。
Sさんの愛犬クマがフィールドを喜んで駆け回っていました。わたしたちも考えてみればクマと同じで、自然の中での作業や散策は心が解放されます。
残念ながらタラの木は枯れが目立ち、来春が心配です。上部の若葉を過剰に採集した結果と思われます。採集はほどほどと心得ないとすべてを失ってしまいます。今冬は伸びすぎたタラを剪定し、若いタラの発育を促す作業が必要でしょう。
さてセンターでの昼食は豪華でした。赤穂の牡蠣は小柄ですが中身は大きくぎっしり詰まっています。ちょっと焼いて食べるとオイシー!!の連発。 スーパーで購入したものとは格が違います。柚子とカボスは会員の差し入れ。ついで焼きそば。焼き手はMさん夫妻で手慣れたものです。青のりと紅ショウガは会員の差し入れ。会員が育てたサツマイモで焼き芋。会員が掘り出した里山自然薯のスライス。会員差し入れの“世界一”というリンゴ。そしてセンターとその隣の会員の庭の柿。これで今日の食事代が200円とは驚きです。みなさんの協力のおかげです。満腹しました。
牡蠣で始まって柿のデザートで締めた昼食はみんなの心を弾ませました。里山活動は草を刈るだけの作業だけではない、食事をするための会合でもない。すべてを含めたトータルな活動であり、そこで自分の力を発揮し、自分の心を洗い直し、みんなの力を借りながら自己実現していく場所なんだなぁと思います。
弁当持参やコンビニ弁当でやり繰りするボランティア団体が多い中で、里山の手作り昼食は際立って優れた特色ですから、今後もなんとか維持したいものです。
なお当然のことながら準備をしてくれた方がおり、後片付けをしてくれた人たちがいました。感謝。できれば次回は「俺がやるぞ」と申し出て下さると一層なごやかな会になると思います。
来月は大網のAさんが腕を振るってくれる予定ですが、手足になって一緒に作業する人が必要です。なにせ20~30人分の食事なので裏方も大変です。手足の志願もよろしくお願いいたします。