
画像は朝の打ち合わせ。土楽の里の大谷さんからイベントの紹介がありました。
月末の29日に土楽の里主催の「春の里山周辺ぐる~り散歩」の舞台として里山を歩きたいとの申し入れです。地域の人々に親しめる里山の復活再生を目指してきた私たちにとってもうれしい提案でした。それで今月の主な活動内容は先月に引き続き園路整備で、一段と熱が入りました。
不要雑木を切り倒して1m前後の丸太にして階段を作ります。細い枝は先端をとがらせて杭にするなどして雑木を丸ごと再利用します。また事務局長があちこち手配して補助金を入手したので、市販の杭や虎ロープ、工事用足場などを購入して崩れた園路を修復していきます。
これらの仕事はチェーンソーを自在に使い、またカケヤで打ち付けるなど力仕事の土木工事ですから男性会員の出番です。スコップを使って土を掘り出して園路を切り開くのは岩があったり根がはびこっていたり、実際に仕事をしてみればその大変さが実感できます。
女性陣の多くが「ぐる~り散歩」のコースを下見して歩くと、大きな木が何本も倒れてコースをふさいで通行は不可能な場所を発見しました。そこで男性陣に声をかけるとチェーンソー部隊が駆け付けて倒木を切り刻みコースを切り開きました。まるでマジックのような光景です。通行不能の箇所が見る間に快適なコースに生まれ変わりました。
桑田第3堰から岸辺を伝って大堰(第1堰)を通り前玉神社までのコースは自然がたっぷり残り、まるで深山にいるかのようです。前玉神社横には小御嶽神社と富士山の碑があり竹林に続きます。里山の会の管轄地ではありませんから、会員の多くも通ったことがないでしょう。お奨めのコースです。
さてお昼はMさん夫妻が腕を振るった「鳥ちゃんこ」とコールスローそれにフキ味噌とタクアンがつきました。鳥ちゃんこは鶏ガラからスープを取り、肉団子には鶏肉と豚肉を混ぜてレンコン・人参も入っている野菜たっぷりの椀汁です。コールスローは残った鶏ガラの肉を利用したといいますからたいしたものです。Miyoちゃんのローゼルジャムクラッカーがデザートでした。今日の料理に使われた野菜の多くは会員の手作り野菜、フキノトウは採集品が寄付されましたから、今日もお昼代は300円。プロ級のおいしく温かい食事がとれて幸せです。笑顔になれました。来月は旬のタケノコ混ぜご飯とトン汁の予定です。
今年は例年になく厳しい寒波が何度も襲来し、東北や北海道はまだ今日も吹雪です。3月だというのに里山は冬枯れの景色が続いていますが、それでも目を凝らせば春の便りが見えてきました。ビオトープにアカガエルと東京山椒魚の卵があり、スミレやイヌノフグリがポツポツ咲き始めています。ヤマトリカブトの若葉が芽生えました。ニリンソウとそっくりなので毎年どこかで食中毒事件がおきています。トリカブトの葉をしっかり覚えてください。特筆すべきはシュンランです。絶滅危惧種ではありませんが、里山に何株も咲いていました。うれしいですね。かわいいイタチが物音に驚いたのがものすごい勢いで逃げていきました。運が良ければ年に数回出会います。
地元の土地改良区の人々によって水路が暗渠になり駐車場が広がりました。その脇に桜が寄贈されたことを示す石柱が立てられました。多くの人が里山に関わり、里山の復活再生に期待し、力添えをしてくれています。やがてアンズの花が咲き、桜吹雪の景色が広がることは夢ではなく現実のものとなるでしょう。